館長ブログ

2024.10.22

ベースボールミュージアム巡り<その1>~南砺バットミュージアム

 当ベースボールブックサロンを始めるにあたり、十数年前から全国の野球博物館やベースボールミュージアムを見て回ってきたものを順次紹介します。最初は北陸富山、高岡からJR城端線に乗り約40分の山あいの地、福光にある『南砺(なんと)バットミュージアム』。

 ここ福光は明治時代に名古屋で木工技術を習得した波多栄吉氏が、大正11年よりバットやスキー板、卓球台等の製作を始め、戦後は大リーガー向けとしてアメリカにも多く輸出し、戦後復興の貴重な外貨獲得に貢献。最盛期は木製バット国内生産の70%を占めバットの町福光として名をはせてきました。

 その南砺バットミュージアム、福光の駅から徒歩10分足らずの所、訪ねると開いておらず、3軒隣りの酒屋までとのこと。すると、ミュージアムを運営している館長を兼ねた酒屋店主が付きっきりで案内してくれました。館内に展示してあるバットは選手が、注文の為送ってきた見本や型見本が大半を占めています。

 又、今でも数ヶ所残る工場の中には見学可能な工場もあるので、行かれる場合はその情報も探ってからをお勧めします。尚、バットミュージアム、バット工場で写した写真を当ブックサロンに一枚のボードに纏めて展示してます。

 尚、この館長(酒屋の店主)の同級生が横浜(黄金町)で居酒屋を営んでいるとのことで、数回お邪魔してましたが、残念ながらコロナ禍に閉めてしまったのは残念でした。

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